救いようが無い

ということに気付きました。

　今日、バイト帰りに店長に呼び止められ、「君のいるところの人から『君はこの仕事向いてないんじゃないか』という報告が来てるけどどうかね。」と、まぁ遠回しに「辞めるなら早い方が良いんですけど」って言われました。
　確かに。前々から結構如実に向いてない感じはしてました。ただ、どうして向いてないのか、どう向いてないのかがハッキリしていませんでした。今日その辺のことを考え直してみた結果、明確に原因がわかりました。

　それは、俺が「必要に迫られるまで、やるべきことを認識できない」からでした。まあつまり、食事をしようと思うまで皿を洗わないみたいなことです。もうそれをやらなければ今やりたいことも出来ない、という状況になるまで、やるべきとすら感じないわけです。
　だから、「次やその次の作業のために予めやっておく」ということの重要性もよくわかりません。それに、あるとても些細な作業が事務上どんな大きな意味を持っていて、それが出来ていないとどんなに大変なことになるのだとしても、目の前に並んでいる客をさっさと捌くことに直接繋がらなければ後回しにしてしまう。いつでも出来ることならいつやっても同じ。今やっておいた方が良くても、今やらざるを得ないのでなければ後で良い。そんな性格。
　例えば夏休みの宿題。基本的には計画的にコツコツやれば後で楽だ、なんて言いますが、それはそれで面倒臭い。かと言って夏休み終盤で一気にやるのも辛い。なので俺は気が向かなかった分はやりませんでした。後で学校に居残ってやらされて、それで済むなら全然構わない。居残りにならないけど成績が下がるって言われても、進級に関わらない範囲であれば、それで済むなら一向に構わない。

　そんなヤツが、２つも３つも先のことを読んで行動したり、やるべきだけどやらなくても気付かないようなことを出来るわけが無い！
　うあああこれはどう考えても辞めるべきだろ！とは言え、辞めると行き付けの本屋に行き難くなる、って言うか俺の小心さから言うと前を通ることも出来ないし、収入源は必要だし、来年の夏くらいまでという中途半端な期間雇ってくれそうな都合の良い仕事はそう無いだろうし、もうとにかくどうにかやっていくしかなさそう。
　でも、同僚の人に「向いてないんじゃない？」と直接に、且つ遠回しに「邪魔だから辞めてくれ」と言われればすぐに辞めましょう。


追記：
そうそう、そんな性格だから昔からあまりノートを取るのが得意ではなかった。今でもメモを取るということに無意識に抵抗していることもわかった。
要するにそのメモが後々どれだけ重要になるかということが全く想定出来ないから、その必要性を検討することもなく排除してしまうのだ。これも仕事が出来ないことに大きく関わっているわけだ。
いやもう本当に手遅れ。否、俺の人生のどの時点でも修正不可だったのだから、手の施しようが無い、と言うべきか。