こうじゅんってきくんですか？

　先日、バイト中のことですが、午後から急に右膝が痛くなりだして治まらず、痛みは段々と膝から足首、踝に達するようになり、最終的に一歩踏み出すごとに痛みが走って足を引きずるようになりました。一晩眠ったらとりあえず治まったのですが…。これからもバイトの度にこんなだったら、ちょっと考えねばならないでしょう。って言うか俺、どんどん体が弱くなってガタついてきている気がします。これで健康診断とか受けてなんかもう助からないよ的なこと言われたらそれこそ面白い展開なんですけどね。




　久しぶりにラノベ、って言うか小説を読み終えること自体が久し振り。去年の夏前からＡＣにどっぷりでしたからね。
で、こちらの『ストレンジボイス』。ガガガ文庫のを読んだのは初めてですが、いきなり大当たりでした。
　基本的に感想を書いたりあらすじを書いたりってのは苦手なので、ネタバレを控える意味でも多くは書かないことにして、それで簡単に言うと現代版『人間失格』ですね。
　ちょっとネタバレになるんですが、結局最後は何にも決着を付けぬまま煮え切らない形で終わりました。それは、主人公である水葉の人生が終わっていない以上続き続けてしまうから、ある意味そうなって当然。物語の終わりではあるが彼女らの結末ではないということなのでしょう。しかし、あぁそれ故に続きが気になる！あとがきで作者が書いていましたが、「人の一生を全て小説にすれば、誰のでも傑作になる」そうです。確かに普通の人の日記でも、ちゃんとした文章で書いてあるものを、まとめてある程度の分読めばなんとなく読み込んでしまうでしょうし、それが年単位を要約したようになっていれば無闇に面白いような気になってしまうでしょう。ましてや、あの水葉の生き方など、面白くないわけも無い…。だから続きを！続編を！しかしあのストーリーの性質上それは、無い！きっと蛇足になってしまう！なんという、なんという二律背反！


　ところで、最近はツタヤでアニメ『灰羽連盟』のDVDを借りて見ています。段々重苦しい感じになってきて、今４巻が終わった時点で一山越えてまた登り始めたって感じになってきてます。面白い。