アリス －Alice in the right hemisphere－

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←著・中井拓志／角川ホラー文庫

日記は書くことがないのでこっちで誤魔化します。

あらすじ：1999年、千葉県にある潜在能力研究所で集団的意識障害が発生。医師は側頭葉癇癪と診断するが…。
―――某所に在る核シェルター並みに厳重な建物の最深部には、一人の少女が監禁されていた。1999年から眠り続ける少女の名は氷室アリス。持ってはいけない力を持って生まれた者。その少女が数年ぶりに目覚める時、1999年の事件を越える未曾有の事態が発生する…!

一応言っておきますが、エロくは無いです。
なんかあらすじだけ見ると超能力モノのラノベみたいですが、そうではありません。(核シェルター級の建造物に少女が封印されているからって９Ｓでもありません)脳科学の最先端っぽいものが書かれていて、読んでて疲れることも稀にありますが、最後まで読めば内容は理解できるはずです。それにあくまで小説であって学術書では無いので楽しく読むことが出来ます。
まぁ、一言で言うと面白いってことですね。

GOTH

とりあえず各カテゴリーに一つづつは記事を入れておこうと思ったので、まずは愛読書である『GOTH』を紹介しておきます。


『ＧＯＴＨ』（著･乙一さん／角川文庫）

　主人公の｢僕｣は、クラスメートである森野夜に或る手帳を見せられる。偶然拾ったというその手帳には、数人の女性を殺害し、解体する様が克明に記されていた。それは今世間で騒がれている連続殺人鬼の手帳だったのだ。森野は、その手帳にある未だ発見されていない死体を見に行こうと｢僕｣を誘う…。
　人間の残酷な部分を覗くことを趣味とする二人が出会う六つの事件を収録する。

　いやー、これはもう完全に俺の愛読書です。読んでいるうちに｢あ、俺は半分以上GOTHなんだ。｣と自覚しました。
　ちなみにマンガ版もありますが、マンガ版に手を出すのは小説を読んでからにすることをお勧めします。(下の画像がマンガ版。大岩ケンジさんによるマンガ化。)