陰と陽

　昨日、塾から帰る前に担当の講師と色々話しをしたんですが、どうもネガティブな性格とポジティブな性格の間の絶対的な隔たりを感じました。
　と言うのも、最初は過去問をやった感じに関する話をしてたんですが、どうもこれはキツイなーみたいな状況で俺は
｢いやもうこれは運によるところが大きいっスねぇ。｣
とか言いながら笑ってて、講師は
｢そんな事言ってないでやらないとダメっスよぉ(あくまでバイトの大学生さんなので年下にも敬語で話すことになっている)」
という感じだったのが、だんだん受験をする上での心構えみたいな話に変化したのです。
　そこで俺は
｢まぁ、大学落ちてバイトして、その先仕事も見つからなくて酷い人生になっても、俺ってそんなもんですからしょうがないですよ。｣
というように消極性･否定性･諦めが分かりやすいことを言ってたんですけど、向こうは向こうで明るい性格らしい
｢上を目指さないと。｣
｢何で自分で(限界の)線を引っ張っちゃうんですか。｣
｢そんな悲しい人生は絶対辛いですよ｣
というようなセリフを続けていました。俺の返答は大概
｢まぁ、所詮俺だから仕方ないでしょう。そういうことにしておきましょう。｣
そんなものでした。
　要するに平行線です。どんなに励まそうとする声をかけられ、明るく前向きな人生の魅力を語られても、どうしてそんな気になるのか、何故そんなに良い人生を求めるのかがよくはわかりませんでした。
　やっぱり思うんですけど、話せば分かるってのは勘違いですよ。