苦行

実家にいると、まるで「らくちんに耐える修行」をしているかのような気分です。こ、これは恐ろしい…。風邪も良くなってきたのでいい加減戻らねばねー。そろそろちょっと携帯のことも気になってきたし。放置して2週間以上…元気にしているだろうか…。いやまぁ使ってないけど電池は切れてそうですね。
擬人化したらちょっと残念なお知らせといった感じになるでしょう。

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ファーーー！

ここのところneuばかりリピートで聞きまくっています。しかもneuとneu(Long version)をまとめてループ。
少年ラジオ曲の高速のピアノ音の美しさは神がかっていませんか、と。もうwacさん最高。少年ラジオ繋がりでmoon_childも合わせて聞けばなお素敵。あ、ちなみに少年Aはイントロが一番好き。
個人的な感覚で恐縮ですが、なんとなくneuの方がmoon_childより格上ってイメージですね。

ところで昨日の話。
一日中家に籠もっていると精神の磨耗が早くなるので自転車で外出。雨が降りそうだったので近くのゲーセンで済ませることにしたつもりが、着いてみると何と財布を忘れてくる始末。仕方ないのでいい感じの曇り空の下、河川敷沿いに下って郊外のショッピングセンター、と言うかその隣の書店へ。河川敷沿いのサイクリングは晴れた日の午前中とかが最高に気持ち良いんですが、雨が降りそうな暗い空も結構好きです。
でね！やっぱね！デカイ書店とかだと2,3時間は余裕で時間潰せますよね！
そこでなんか面白い本発見伝。

・『ピクトさんの本』
非常口の表示、「○○注意！」などの標識その他で見かける人型ピクトグラム、それがピクトさんです。人々に注意を促すため、その身を犠牲にしている割と可哀想な方々のことである。
webサイト「日本ピクトさん学界」によると、ピクト＝被苦人。
世界中の様々な所で様々な目に遭い、我々もよく見かける存在である割に詳しい生態はあまり知られていない。
そんなピクトさんに関する研究を主にピクトさんの写真を使ってまとめたのがこの本というわけである。
頭から落下したり（リバースと言うらしい）、ドアに挟まれたり、時には指や足をスパーンされたり…。
非常に残念な状態になっているのがほとんどなのだが、何となく面白かった。なので携帯やデジカメが手元に戻ったら俺も写真を撮って収集してみようかなと思った。

＊日本ピクトさん学会


・『東京サイハテ観光』
東京に限らず、日本中のどこにでも‘サイハテ’を思わせる異景はあるものでしょう。
俺、こういう本と言うか景色と言うか写真と言うか、とにかく凄く好きですね。廃墟や工場と極めて近い魅力を感じます。
ある種の想像力を以ってそのような景色を眺めると、一瞬の風景が何か切なさを伴った物語の一片のように見える。もしくは、その風景が一瞬で始まり一瞬で終わる物語のその全てのようにも感じる。そんなものを見ると、大概いつも何か文章を、物語を書きたい衝動に駆られるが、想像力やその他色々な能力に欠ける俺はいつも出来ないで終わってしまう。それでもその景色を見る度に同じ魅力を感じることが出来る。
もしかしたら、そういった感覚は実際に見るよりも写真を通して見た方が強く感じられるかも知れない。
あぁ、コレ、買わねば。