白←→黒

　バイトが夕方からの予定だったので、朝から色々な所を徘徊した。正常な言い方をすると遊び歩いていた。世間も連休中で大学なども休みだったようなので、久し振りに知人Ａ君も外に連れ出してみた。
　最初に行ったユニクロで、以前から狙っていた白のワイシャツを一着購入した。白。そう、白。普段は割と(いや、かなり？)GOTH系の性格のために黒しか着用していなかったが、最近「白によって黒を際立たせる」モノトーンの良さに目覚めつつあったので白が欲しかったわけである。黒あっての白だが、光あっての影でもあるのだ。
　しかし、いざ着てみると、上半身のほとんどを白で占められているという状態に慣れていないためか落ち着かず、黒い上着に対して激しい渇きを覚えた。「黒が、黒い上着が欲しい！」と一瞬パニックになりかけたが、Ａ君になだめられて事無きを得る。
　その後、当然のように、自然な流れでゲーセンへ。時間とフトコロの関係で俺は弐寺２回とDDR１回で離脱。弐寺では、やはり青龍が最大の敵かと。
　あとは、８番ラーメン（一応、この地方では有名なラーメン屋のチェーン。西日本にしかないという噂。）で昼食として「よもぎざるラーメン」を摂取。見た目はかなりざるそばだったが、味はかなりざるラーメンだった。そして帰宅、バイト。
　バイト先では、この連休のためかほとんど間を空けず客が来たためかなり忙しかった。そして、いつか今のバイトをやめるとしたら、もう絶対に食べ物関係の仕事とか愛想良く接客しなければならないような仕事はしたくないと思った。無論、急かされる仕事も嫌である。何故なら、基本的に合理性とか効率とかを考えないで生きているのでファーストフードのような速さが求められるような仕事はやっぱり向いていないと思うからである。