本筋からはずれし者

　去る25日、日曜日。夕方から夜にかけて元バイト先の新人歓迎会兼俺ともう一人の人の追いコンに参加してきました。
　この頃は昼間は暑いものの日が暮れてくるとやはり冷えるので、半袖シャツの上に燕尾ジャケット（無論ネクタイ着用）を着ていったのですが、相変わらず「卒業式の校長先生みたい。」「街中で見る格好じゃねぇ。」との評価を頂きました。せめて音楽家と言ってもらいたいものです。………言っておくと、零崎曲識を意識したことは否定できませんが、決してコスプレではありませんので。普段着ですから。
　場所は飽きもせず居酒屋みたいなところ(王将にすればいいのに)。そしてまた例によってほぼ孤立していました。緑茶飲んだり何か食ったりしていました。
　最後のほうで、追いコンということで何か一言、と言われ、まぁさすがにここは空気を読んで抵抗することなく立ち上がって適当に一言。一通り失笑を掻っ攫っておきました。同時に、こういう時には恒例で何かもらえたりするのですが、俺もちょっとした物を頂きました。『武器辞典』と言う本でした。………す、すでに持ってますが。

　食後、２次会はカラオケでした。俺は『世界遺産』が見たいという理由と俺の主義に則り、カラオケには行かないつもりだったのですが、曲がりなりにもメインだと言って強制連行されました。いつもならどうにか逃げ切るのですが、逃げ切れませんでした。まさに一生の不覚。これで何度目の一生の不覚であろうか。
　カラオケに２時間拘束された後、ようやく開放されてゲーセンに寄って帰ることに。しかし何故か他の人々もゲーセンに来ることになってしまったらしく、まだ何か強制されるのだろうかと不安になった。
　しかし、人として完全に間違っている１２Ｘ。弐寺の筐体の前に立ってようやくテンションが上がり始める。衆人環視の中での弐寺も、全員が素人となれば気にならない。むしろ燃える。
　しばらく弐寺とポップンをやって散開。

この日、一番楽しかったのはゲーセンであることは言うまでもない。さらに、二度とカラオケには行くまいと決心したのもまた然り。