月へと渡る

昨日と今日は久しぶりの休みで、今日は気分転換のために京都観光してきました。目的地は前から行ってみたかった渡月橋。

　起床後、着替えてからボケっとしつつ緩慢な動作で準備。10時ごろ出発。神戸駅よりＶＯＢ（新快速）で京都を目指す。ＶＯＢじゃないと高槻から先が無駄に長いですからね（高槻京都間の地域を馬鹿にしたわけではないので悪しからず）。
　とりあえず朝食も摂らずに来たので、まず真っ直ぐいつものラーメン屋に行って食事。いつも通り、味たま付け麺大盛りで。
　その後京都駅へ引き返し、ＪＲ山陰線・嵯峨嵐山駅で下車。駅前の地図でルートを確認し、徒歩で渡月橋へ向かう。
　しかしここで、渡月橋よりも先に天龍寺の前を通りかかったので、そっちも見ておくことに。
　庭園の拝観料は500円と、普段であれば即却下なものでありましたが、今回は折角来たんだし、京都の寺の庭園のこと、きっと相当に見事に違いないと思ったので見て行くことにしました。



↑お堂の前を通り過ぎて角を曲がると早速凄い。大きな池が広がり、その向こうには深緑の木々。



↑定番の鯉。



↑松の葉の鮮やかな緑と幹の明るい茶色のコントラストが絶妙。葉の付き方が、まるで浮世絵か何かのようでした。



↑池沿いに歩いて回りこんだ角度から。



↑これ、なんだっけ、玄武島とでも言うんでしたっけ。鶴は千年、亀は万年にちなんで玄武を模して作られた小さな人工島ってヤツだったはず。これだけ見てもずいぶん綺麗です。

池のあるところを通り過ぎ、さらに奥を目指して歩いていくと、途中で道をそれて山の上に上っていく階段があり、「望京の丘」とあったので、きっと京都を一望できる展望台のようになっているに違いないと期待して登ってみました。―――が、木が茂りまくりで景色なんか見えたもんじゃありませんでした。

気を取り直して奥へ、と、結構すぐ庭園終了のお知らせ。ですが、有料庭園ゾーンを出たすぐのところから竹林の道が始まってました。



↑曇り気味の天気でやや薄暗かったのがまた良かった。静けさを強調してくれるような気がしました。
ちなみにこの写真の奥、道の突き当たりで何か撮影してました。モデルさんと思しき人が３人立ってて、真ん中の綺麗な欧米系の女の人は和服の帯のような物をチューブトップ状に上半身に巻いており、いかにも「日本来てます！」的なことをアピールしてるようでした。




竹林を抜けて１kmほど歩くと川に出ました。ここを少し下ったところに目的地である渡月橋がかかってるのが見えましたが、それにしても向こう岸の山並が凄い！やっぱ山スゲー。何か立派な絵を描きたくなりました。
で、さっそく渡月橋、には向かわず、少し上流の方を見て行くことにしました。
そこで再び林の中に入っていく道を見つけ、迷わず入っていったのですが、看板の情報で豆腐料理と甘味の店があることが発覚し、とりあえずそっちの方に行ってみることに。



↑写真奥の建物がその店。近付くほどにまさに隠れ家！まさに高級オーラ！と言うわけで踵を返す。



と、振り返ったその瞬間、いや寸前か、店に通じる一本道にぽつぽつと設置されていた明かりが灯ったらしかった。もう少し暗くなってからであれば、凄まじく幻想的で美しい景色だったに違いないので、そんな時間帯にまた来たい。



↑で、ようやく本命の渡月橋へ。
少し歩いて到着！そこには綺麗な風情ある橋が…！



↑あれ…？コン…クリ…？舗装…？すみませんでした…白っぽい木製の橋を期待していて本当にすみませんでした…。そんなわけ、ありませんよね…。

橋の近くでソフトクリームを買って食べて、電車に乗って京都駅へ行って、帰還ルートに。
途中大阪で下車してヨドバシカメラを見てきましたが、前に来た時よりもさらにVIシリーズの品揃えが悪くなっていました…。ああ、それよりコンプレッサーの方が気になりましたが。
神戸に帰りつき、ソフマップで『絶望レストラン』のCD（結局買っちゃいますた）と、ゴツボさんの新作『アニコイ』(アニメみたいなことしたい、の略)と、アーマードコアのプラモの作例集みたいな本がもう出てたので買いました。
帰宅。

追記：ちなみに移動中の電車内ではジャン・コクトーの『恐るべき子供たち』を読んでいました。なかなか読みやすい。