いや、別の意味で殺られた

とりあえず先ほど、秒速５センチ見終わりましたが…

以下普通にネタバレします。


　え、何この中途半端に鬱な終わり方…？結局あれですか、彼らは中学生の冬のあの日が頂点で、そっからなんか間が空いて、そんで徐々に冷めていって、それで結局「ああなんかやっぱり駄目っぽいね」と、つまりそういうことですか。………やめてよそういうの！一番残念じゃねぇかよ！
　こんな中途半端に残念でリアリティ溢れる終わり方になるくらいなら、まだもっと絶望した！いやむしろ絶命したぁ！みたいなのの方がマシですよ！と言うかそれがベストだったはず！それなら笑いながら素晴らしいと言えた！これが普通にハッピーエンドだったとしても、軽く笑いながら「あぁ、良いよね…」って言えましたさ。ちょっと幸福な気分にも浸って、束の間憧れてみることも出来たかも知れない！しかしこれはあんまりの仕打ち………！
　「普通に生活しているだけで、悲しみはそこここに積もる～」のあたりで、「ああ、あれから会えてないのかな。俺みたいに枯れ果てて、人として終了している屑ならそんなのは一刀の下に斬り捨てられるのに。潤ったり湿ったりする、活きてる人には無理なのかな…。」とか思っていたのに、最終的には俺が背後から切り捨てられる結果になったわけでした。こういうのは辛すぎる。しかもこれは、こんな言い方すると変な気がしますが、高校生の時のあの娘は振られ損ってことじゃないですか。何だそれ勿体無ぇ…。


結論：

立ち直れないかも。